出世魚ブリの呼び名
ブリは、大きさによって呼び名が変わる「出世魚」です。関東ではおおよそ次のように呼ばれます。
- ワカシ:35cm前後まで
- イナダ:35〜60cm前後
- ワラサ:60〜80cm前後
- ブリ:80cm前後以上
関西ではツバス→ハマチ→メジロ→ブリ、と呼び名が変わります。地域によって境目が少しずつ違うので、船宿の釣果に「イナダ・ワラサ」とあれば、それぞれの大きさのブリが釣れたと考えてください。
釣れる時期
ブリの仲間は回遊魚なので、群れが来ている時期に一気に釣れるのが特徴です。関東の相模湾・東京湾口・外房では、夏の終わりから秋〜冬にかけてワラサ・イナダの好機になることが多く、日本海側では冬の寒ブリが有名です。年によって群れの入り方が大きく変わります。
主な釣り方
コマセ釣り
相模湾などで盛んな、オキアミのコマセを使う釣り方です。ビシにコマセを詰め、船長の指示するタナでコマセを振って、ハリス6〜8号前後の仕掛けの付けエサ(オキアミ)を食わせます。引きが強いので、掛かったら無理に巻かず、リールのドラグPRを使ってやり取りします。
泳がせ釣り
生きたイワシやアジをエサにして、大型のブリやヒラマサを狙う釣り方です。
ジギング
メタルジグPRをしゃくって誘うルアーの釣り方で、全国で人気があります。
実釣レポート:鹿島港・幸栄丸の青物(2024年4月2日)
筆者は2024年4月2日に、茨城県・鹿島港の幸栄丸で青物を釣りました。持ち帰った7本を、メジャーと並べて撮ったのが下の写真です。

メジャーで測ると、どれも70〜80cm前後でした。関東の呼び方では、ワラサ(60〜80cm前後)からブリ(80cm前後以上)にかかる大きさです。この大きさの青物は引きがとても強いので、リールのドラグを使って無理をせずにやり取りするのが大切です。また、血合いが多い魚なので、持ち帰るなら釣ってすぐに血抜きをして、氷でしっかり冷やすのがおすすめです。
鹿島の海については茨城(鹿島灘)の船釣りガイドで紹介しています。幸栄丸の最近の釣果は船宿のページで確認できます。
釣果の見方
青物の釣果は「2〜4kg 0〜5本」のように、重さと「本」で書かれることが多いです。群れに当たれば船中で数十本になることもありますが、回遊次第でゼロの日もある釣りです。数日の流れを見て、群れが入っているかを判断するのがおすすめです。
食べ方
刺身・照り焼き・ブリ大根・しゃぶしゃぶなど。イナダ・ワラサはさっぱりとした味で、冬の寒ブリは脂がたっぷり乗っています。血合いが多い魚なので、釣ったらすぐに血抜きをすると臭みが出にくくなります。