ヒラメ釣りの魅力
ヒラメは、砂地や岩礁の海底にひそんで小魚を襲う、平たい体の高級魚です。生きた小魚をエサにする「泳がせ釣り」で狙うのが一般的で、大きな魚が掛かったときの重い引きが魅力です。茨城・千葉(外房・九十九里)・福島・宮城などの太平洋側、新潟や日本海側、九州でも盛んに釣られています。
釣れる時期
秋から冬にかけて(地域によっては10月〜翌3月ごろ)が主なシーズンで、多くの地域で解禁日が決まっています。冬の「寒ビラメ」は身が締まって脂が乗り、特においしいと言われます。
道具と仕掛け
- 竿:2.4〜3m前後のヒラメ竿PR(先が柔らかく、胴に粘りのあるもの)
- リール:中型の両軸リール、PE2〜3号前後
- オモリ:船宿の指定(60〜80号前後が多い)
- 仕掛け:ハリス5〜6号前後、親針と孫針の2本針の仕掛けPR
- エサ:生きたイワシ(船宿で用意していることがほとんどです)
釣り方とコツ
- 生きイワシの口や鼻に親針を掛け、孫針を背びれ付近や腹に掛けます。イワシを弱らせないよう、手早く丁寧に扱います。
- 底まで落とし、オモリを底から少し浮かせた状態でアタリを待ちます。底の起伏に合わせて、こまめにタナを取り直します。
- アタリがあっても、すぐに合わせないのが基本です。「ヒラメ40(しじゅう)」という言葉があるほど、ヒラメはエサをくわえてから飲み込むまでに時間がかかります。竿先が大きく引き込まれるまで待ってから、ゆっくり竿を立てて合わせます。
実釣レポート:飯岡港・幸丸のヒラメ(2024年6月22日)
筆者は2024年6月22日に、千葉県・飯岡港の幸丸でヒラメ釣りをしました。ヒラメは秋から冬が本番と言われますが、地域や船宿によってはこのように初夏にもヒラメ船が出ています。

写真のヒラメは、左側に目が2つ並んでいるのがよく分かります(よく似たカレイは、多くが右側に目があります)。大きなヒラメは体が重く、口も大きいので、取り込みには玉網(たも)を使い、持ち上げるときはフィッシュグリップPRを使うと安心です。
飯岡や外房の港については外房・南房総・銚子の船釣りガイドで紹介しています。幸丸の最近の釣果は船宿のページで確認できます。
実釣レポート:鹿島港・幸栄丸の秋のヒラメ(2024年11月5日)
2024年11月5日には、茨城県・鹿島港の幸栄丸でヒラメを狙いました。秋から冬は、茨城のヒラメ釣りの本番の時期です。

写真で数えるとヒラメは17枚で、メジャーと比べると35〜50cm前後でした。ヒラメ船では、このように青物が混じることもあります。

茨城の港については茨城(鹿島灘)の船釣りガイドで紹介しています。幸栄丸の最近の釣果は船宿のページで確認できます。
釣果の見方
ヒラメの釣果は「1〜4kg 0〜3枚」のように、重さと「枚」で書かれます。数が多く出る釣りではなく、1枚釣れれば上出来という日もあります。マハタ・ハタ類・ホウボウ・マゴチなどが混じることがあります。
食べ方
刺身・昆布締め・寿司のほか、ひれの付け根の「エンガワ」はヒラメならではの味です。ムニエルや煮付けにしてもおいしく食べられます。